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アメリカのコメディ作品で現在でも人気がある、映画『イエスマン”Yes”は人生のパスワード』が伝えたかったことはなんだったのでしょうか？
私は「受け入れる勇気を持つこと」を感じましたが、あなたはどう感じましたか？
今回は『イエスマン”YES”は人生のパスワード』のあらすじや見どころを振り返りながら、本作について詳しく解説していきます。
見たことがある人は懐かしいと思ってもらえるように、見たことがない人は本作を”面白そう”と思ってもらえるように、解説していくので最後まで読んでみてください！
『イエスマン”YES”は人生のパスワード』のあらすじと作品情報
あらすじと作品情報を紹介していきます。
作品情報は出演者や予告映像を紹介しています。
あらすじ
妻と離婚して以来、仕事でも友人の誘いも「NO」と返事をして他者との交流を避けてきたカール。ある時、知人から怪しげなセミナーに来るように誘われる。始めは気にも留めないカールだったが、友人のピーターから「このままじゃ孤独死するぞ」と忠告を受け、その晩に孤独死する夢を見たカールはセミナーに足を運ぶことにした。
そのセミナーは「イエスマンになれ」という内容だったが、それ以来カールの人生は大きく変化していくのだった。
作品情報
| タイトル | イエスマン”YES”は人生のパスワード |
| 公開年 | 2008年 |
| 上映時間 | 104分 |
| 監督 | ペイトン・リード |
| 出演 | ジム・キャリー ズーイー・デシャネル リス・ダービー ブラッドリー・クーパー |
| 制作国 | アメリカ |
『イエスマン”YES”は人生のパスワード』の見どころを解説
『イエスマン』はコメディ映画なので、何も考えずに見ても面白い作品です。
その中でも注目して見てもらいたい部分をピックアップしてみました。
「YES」に翻弄されるカール
やはり本作の見どころは、キーワードである「YES」に翻弄されるカールの姿でしょう。
全ての返答に「YES」と答えなくてはならない”誓い”を立てたカールは、無茶な要求にも「YES」と答えていきます。
振り回されるだけかと思いきや、物語はカールが「YES」と答えれば良い方に転がっていくのです。
しかし徐々に綻びを見せる誓いを、どのように乗り越えていくのかは見ていて飽きません。
カールは「YES」と答え続けた結果、橋からバンジージャンプをすることになるのですが、ジム・キャリーはスタントを自分でやりたいと直前に割り込んだそうですよ。
カールの習い事
カールは「YES」と答えるようになってから、たくさんの習い事を始めます。
本作に大きな伏線はありませんが、この習い事は物語を動かす伏線になっています。
特にギターの習い事が、自殺を止めるキッカケになったところは一番好きなシーンです。
ジム・キャリーの歌声がとても綺麗で、ジム・キャリーの良さが全開に表れていますね。
歌っている曲はThird Eye Blindの「Jumper」という曲だぞ！
カールを演じたジム・キャリーは、本作のために実際にギターや韓国語を10週間かけて習得したそうです。その後のインタビューで「ギターのコードを覚えるのは、今まで出演した映画の中でも一番難しかったかもしれない。」と語っており、その後ギターは封印したそうです。
ラストの2人の格好に注目！
エンディングでカールとアリソンがローラーがついた戦隊モノのような格好で、坂道を滑走していくシーンがありますね。
この特徴的な格好のスポーツは「バギー・ローリング」というそうです。
なんとこれは最高時速は110キロにも達するようです。
数あるスポーツからこのスポーツを選んだ理由は謎ですが、アリソンの「世界は遊び場」という言葉がうまく現れたシーンだと思います。
『イエスマン”YES”は人生のパスワード』の考察と感想
本作は「全ての回答を”YES”にする」という内容ですが、それは果たして正しいと言えるでしょうか？
ここからは本作に込められたメッセージや、本作の感想について解説していきます。
全てに「YES」と答えるのは正解なのか
本作は全ての解答に「YES」と答える主人公が描かれましたが、これは正解と言えるでしょうか？
その答えは「NO」でしょう。
本作でもラストには、全て「YES」と答えるのは捉え方が違うとされています。
しかし、「NO」と答えることが多い人は、日常に取り入れて見ても良いかもしれませんね。
「イエスマン」で伝えたかったことはなにか
本作で伝えたかったことは「イエスマンになろう」ということではなく、『他人を受け入れる勇気を持とう』ということなのではないでしょうか。
「YES」とは他人を肯定する言葉です。それを理解すれば、全て受け入れた上で物事を判断できるようになります。
カールも最後には「YES」の本当の意味に気づき、アリソンの考えを受け入れた上で「それはできない」と答えていますね。
他人の意見は受け入れながらも、自分の意見も重要だと伝えているのではないでしょうか。
本作は宗教映画なのか
特にテレンスのセミナーが宗教色が強く、ちょっと怖い印象を受けますよね。
テレンスのセミナーで多数の人間が強めな思想を持っていることからカルト的な印象を受けますが、宗教映画ではありません。
そもそも宗教は本来怖いものではなく、意外に身近に存在します。
まず初詣は仏教や神道の行事ですし、バレンタインやクリスマスもキリスト教の行事です。
カルト的な思想の事件がニュースなどで報道されることから、「宗教＝怖い」のような印象を受けますが本来は宗教は怖いものではないのです。
『イエスマン”YES”は人生のパスワード』の名言
本作ではハッとさせられるような名言がいくつも登場します。
ここからは「イエスマン」の名言を、いつ頃言っていたかも含めて紹介していきます。
人生に”NO”と言えば、死んだも同然
開始18分ごろ、テレンスがセミナーでカールに言いました。
少し過激な発言に思えますが、先ほどの「YES」の意味を思い出してください。
「人生では”他人の意見を受け入れる”ことをしなければ、前進できない」と言われれば、良い言葉っぽく聞こえませんか？
セミナーの時の場面と映画を見終わった後では、この言葉の捉え方が若干変わってきますね。
決まりきった毎日を送るなら死んだほうがマシ
開始50分ごろ、アリソンが夕日をバックにグリフィス天文台で言った言葉です。
アリソンの元カレは型にハマった生活が気に入っており、アリソンはそれに嫌気が差していました。
生活スタイルは人それぞれですが、変化がある生活は刺激があって楽しそうですよね。
毎日同じ時間に起きて、毎日同じ場所に行く生活をしているなら、少し生活を見直してみても良いかもしれません。
この世は遊び場よ。子供の頃は知ってたのにみんな忘れちゃう
開始59分ごろ、忍び込んだハリウッド・ボウルでアリソンが言いました。
数ある映画の中でも好きな言葉です。
あなたは仕事や生活が精一杯で楽しむことを忘れていませんか？
「この世は遊び場」とは遊んでいるだけで良いというわけではなく、「全て遊びと同じくらい楽しめる」という意味だと思います。
昔はせっせと泥団子を作ったり、積み木を積み上げたりしましたよね。それらは子供にとっては仕事と同じですが、楽しかった記憶があるのではないでしょうか。
「どんな時でも楽しむことを忘れちゃいけない」ということを再認識させてくれる言葉です。
愛しいちゃったみたい。前から好きだったけど、今愛に変わった
開始72分ごろ、アリソンがリンカーンの倉庫のような場所で言った言葉です。
少女漫画で登場しそうな、くすぐったい言葉ですね。
話は逸れますが、あなたは「好き」と「愛」の違いはなんだと思いますか？
数多くの議論や見解があると思いますが、ここでは言及しないでおきます。
まとめ
今回は『イエスマン”YES”は人生のパスワード』のあらすじや作品情報、見どころや名言を紹介してきました。
落ち込んだ時や悩んでる時に見ると、元気や勇気をもらえそうな映画ですね。
普段から「NO」と答えてしまってる人は、少しだけ日常に「YES」を取り入れて見ても良いかもしれませんね。
最後に『イエスマン”YES”は人生のパスワード』を見られる動画配信サービスを調べて見たので参考にして見てください。
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| イエスマン”YES”は人生のパスワー | ） |
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