2023年5月5日公開で現在上映中の『銀河鉄道の父』が「面白いのか?劇場で見る価値があるのか?」と気になりますよね。
この記事を読めば『銀河鉄道の父』のあらすじや見どころがわかるので、次のお休みに見に行くべきかがわかります。
今回は『銀河鉄道の父』のあらすじやみどころを紹介しながら、口コミもまとめて紹介します。
出来るだけネタバレはしないように紹介していくので、これから鑑賞する予定の方も安心して参考にしてくださいね。
『銀河鉄道の父』のあらすじと作品情報
あらすじと作品情報を紹介していきます。
作品情報はキャストや予告映像を紹介しています。
あらすじ
明治29年8月、宮沢政次郎の元に1人の男の子が生まれた。男の子の「賢治」と名付けられた。政次郎は賢治を大切に育て、病気になろうものなら周りの静止を振り切ってでも看病にいくほどだった。中学を卒業した賢治に政次郎は実家の質屋を継いでもらいたいと考えていたが、「質屋は嫌です」と断られてしまう。もちろん政次郎は納得できるはずもなく、この事で賢治と揉めるようになってしまう。本作は多くの作品を残した宮沢賢治とその父、それを支えた家族の物語である。
作品情報
タイトル | 銀河鉄道の父 |
公開年 | 2023年 |
上映時間 | 128分 |
監督 | 成島出 |
キャスト | 役所広司 菅田将暉 森七菜 富田裕大 坂井真紀 田中泯 |
制作国 | 日本 |
原作小説 | 門井慶喜『銀河鉄道の父』 |
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『銀河鉄道の父』の見どころはここだ!
本作の魅力とも言える見どころを紹介していきます。
ぜひ紹介する魅力に注目してみてくださいね!
- ユーモアたっぷりで見やすい「コミカルな世界観」
- 本当はこんなふうになりたい「父の姿」
- 菅田将暉の演技が光る「宮沢賢治のダメっぷり」
- ただのいい詩ではなかった「雨ニモマケズ」
- またもバズるか?東北地方の方言「じゃじゃ?!」
ユーモアたっぷりで見やすい「コミカルな世界観」
「時は明治、宮沢賢治の半生を父の目線で描いた物語」と聞くと、なんだか堅苦しいドキュメンタリーのように感じませんか?
この映画は宮沢賢治の半生をコミカルに描きながら、宮沢賢治の輝きを鈍らせることがない絶妙なバランスを保っています。
事実と近いストーリーの中にユーモアも散りばめられており、劇場では「クスクス」と笑い声が聞こえるシーンもありました。
本当はこんなふうになりたい「父の姿」
あなたの父親はどんな人でしょうか?不器用なお父さんでも本当はあなたのことを一番に思ってるかもしれません。
子供の看病から、子供の世話まで、「私がやる」という優しい父親なのです。
しかしこれは物語の世界、この父親は器用すぎていけません。現実のお父さんはこんなに器用にできないのです。
でも本当は映画のようになりたいのかもしれませんね。
菅田将暉の演技が光る「宮沢賢治のダメっぷり」
ユーモアたっぷりで描かれた本作では、宮沢賢治のダメっぷりが見どころです。
文面だけ見るととんでもない奴ですが、嫌味のない雰囲気で見られるのは菅田将暉さんの演技のおかげです。
太鼓を叩いて題目を唱える姿が、僕にはどうしても『帝一の國』の帝一に見えちゃったぞ。
ただのいい詩ではなかった「雨ニモマケズ」
「雨ニモマケズ、風ニモマケズ…」という詩を聞いたことがない人はいないのではないでしょうか?
この詩は宮沢賢治が原稿ではなく、メモ帳に書いた詩だったのです。
本作を通して「雨ニモマケズ」をもう一度振り返ってみると、新たな発見がありますよ。
またもバズるか?東北地方の方言「じゃじゃ?!」
みなさんは2013年の朝ドラ『あまちゃん』で流行した「じぇじぇじぇ」を覚えているでしょうか?
『あまちゃん』も岩手県を舞台にした物語でしたが、宮沢賢治の出身も現在の岩手県花巻市であるため、東北地方の方言がたくさん登場します。
「じゃじゃじゃ」も「じぇじぇじぇ」も驚いた時に使うそうですが、岩手県の地域によって変わるそうです。
県庁所在地がある盛岡市の方では「じゃじゃじゃ」、『あまちゃん』の舞台になった久慈市の浜の方では「じぇじぇじぇ」が使われています。
どっちも口に出して言いたくなる魅力があるな!
『あまちゃん』をもう一度見たいなら
『銀河鉄道の父』の名言まとめ
ここからは『銀河鉄道の父』の名言を紹介していきます。
ネタバレを避けるためにどのシーンで言われていたかは伏せて紹介していきます。
また劇場ではメモができなかったため、一言一句正しくない場合があります。
「おまえは父でありすぎる」
宮沢賢治の祖父である喜助が、政次郎に言った言葉です。
現代なら「親バカ」という言葉に置き換えることができますが、明治にはその言葉はなかったでしょう。
意味は同じでも、「おまえは父でありすぎる」という表現は優しく愛に溢れた印象があり、私は「親バカ」という表現より好きですね。
「きれいに死ね」
宮沢賢治の妹・トシが言った言葉なのですが、これはぜひ映画で聞いてもらいたいセリフです。
シリアスな場面なのですが、なかなかセンスのある言葉だと感じました。
そしてトシを演じた森七菜さんからこれが発せられた時は、もう驚きです。
劇場内が虚を突かれたようになったのは忘れられませんね。
「私が宮沢賢治の1番の読者になるじゃ」
政次郎が賢治に言った言葉です。
予告動画でもこの言葉のシーンが流れていることから、名言であることに間違いありません。
しかしこの言葉を政次郎が言うまでの経緯、そして家族の背景を知るとこの言葉にグッと重みが乗ってきますよ。
「私は賢さんの母親です」
宮沢賢治の母・イチが言うセリフなのですが、私はこのセリフにグッときてしまいました。
なんてことない言葉ではあるのですが、この言葉を発した母の気持ち、そして短い言葉に詰められた想いがひしひしと伝わってくるのです。
少し話が飛びますが、この映画のよくないところに「泣かせようとするシーン」があるのですが、そんな見え見えの演出では泣けません。
しかし、何気ないこういったセリフにこそ、心打たれますね。
『銀河鉄道の父』の口コミ
ここまで本作の見どころや名言などを紹介してきましたが、多くの人にどのように評価されているか気になりますよね。
そんな人のためにここからは『銀河鉄道の父』の口コミを集めました。これを読めばすぐに本作の評判がわかります。
良い口コミ
まずは良い口コミから見ていきましょう。
良い口コミでは「家族の愛に感動する」「めっちゃ泣ける」というものが多かったです。
Twitterでも「見た方が良い」と言うつぶやきが多く、多くの人に評価されている様子です。
悪い口コミ
見る人によってはよくないと感じるところがあるのも事実です。
ここからはよくないと感じた方の口コミを見ていきましょう。
いい口コミもある一方では「カメラワークが気になった」「ラストに興醒めした」というコメントがあります。
「ラストに興醒めした」というのはネタバレになるので伏せますが、個人的な意見は「ラストはいらなかったのではないか」とだけ。
さらに賢治が息を引き取るシーンでは「おいおい…」と肩を落としてしまいました。映画を見た後に原作小説でそのシーンをチェックすることを強くおすすめします。
役者さんの演技は抜群に良いのですが、「ヒットさせてやろう」というのが滲み出ていて、蛇の絵に足を描いてしまった印象をうけます。
銀河鉄道の父 (講談社文庫)
まとめ:『銀河鉄道の父』は劇場で見るべきなのか?
今回は『銀河鉄道の父』のあらすじや見どころについて紹介しました。
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